【書評】紙の本を「二度買い」した本4冊

2021年5月4日火曜日

おすすめ本

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紙で手元に置いておきたくなる本

本って、図書館で借りてさくっと読んでもいいし、Kindleでチェックしながら読んでもいいし、人生をとても豊かにしてくれます。

出来るだけ物を増やしたくないので、紙の本を買わないようにはしているのですが、中にはどうしても紙の本で買って近くに置いておきたい本と言うものがあります。
気が向いたらパラパラーっと読み返して、そうだったそうだった、そこは気をつけなきゃと自分の人生の道標になってくれるような本当。

今回は一度読んだんだけど、やっぱり紙の本が欲しくて買ってしまった本を4冊ご紹介します。

嫌われる勇気

言わずと知れたベストセラー、アドラー心理学という古くて新しい価値観を青年と哲人という2人の対話形式で教えてくれる本。
この本が出る前にも同じような考え方をしている人々の話しは聞いていましたが、当時はあまりにも斬新過ぎて、気をてらった意見のように感じてしまっていましたが、現実を良く良く観察して周りを見渡せば、アドラーさんの言っている事のほうが当たり前で、なんで今までそこに疑問すら抱かなかったのだろうと不思議になるくらい。
トラウマなんて存在しない。今のあなたが今そうしようと決めているだけ。過去なんて関係ない。
全ての悩みは対人関係だ。
他者の課題を切り捨てる。
今ここを生きる。


影響力の心理

影響力の武器と言う有名な本のほうではなく、心理のほう。あまりまとまりなく雑多にいろんなテクニックが羅列されているんだけど、辞書的にパラパラめくって見ていると、時々はっとさせられる。意外とこういう辞書的な本って物語を意識しなくていいので心休まる。



エッセンシャル思考

こちらも、言わずと知れたベストセラー。
とにかくやる事を絞れと言う本。周りの大人たちがそういうタイプの人でなかったりして、こちらがそこまで力がない時に、嫌、これはやりません、とはなかなか言えないんですけどね。
でも、もうそう言う時代ではないのかな。
やるべき事に集中する事のほうが結果良いアウトプットになる事を多くの人が理解出来るようになるともっともっと世の中生きやすいのだけど。



父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

人類は農耕によって、食料を貯蓄出来るようになり、貯蓄の記録のために貨幣が出来き、貨幣を信用させるために国家が生まれ、国家を維持するために宗教と軍隊が生まれた、と言う話し。
お金と言うものが、どうやって生まれてどうやって運営されてきたのか?なんてつい最近まで知らなかったし、誰も疑問にすら思っていなかったように思いますが、ここ2年くらいで一気に今までブラックボックス化していた貨幣の謎が明らかになって来ている気がします。

この一文を知っているだけで、貨幣が国家の信用を必要としなくなれば国家と言う単位が必要なくなる可能性が高いのかも?と言う事はない話ではないのでは?と想像出来ませんか?
でも、この一文を知らない状態で、仮想通貨が国家に影響を及ぼすかも、みたいな話しはどこでどう繋がるの?とわからないですよね。

歴史を知っているのってそれだけで未来を予測する精度を上げてくれる。




今週の気になったニュース


ここまで電気が重要な世の中になると、緊急時でも何とか最小限の電気をどう確保するかは重要です。おしっこでも発電できるってちょっと未来的ですよね。

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