【書評】量子力学の奥深くに隠されているもの

2021年6月22日火曜日

仕事 書評

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結論

初心者にはちょっと難しい。
YouTubeで量子力学についての基本的な事を勉強してから読んだほうがいいかも。

量子力学って結局なんなの?

本書は、今後仕事する上で、量子力学の基本的な知識が役に立つのではないか、と考えて読んだのですが、結論から言うと難しすぎて結局YouTubeで勉強するのが早かったです。


私が理解したのは、以下。

  • ミクロな世界の物理学
  • 1900年頃までは、「古典力学」と呼ばれる物理学(ニュートンの運動法則を用いて、位置と速度を確立させて時間で発展させるもの)がメインであったが、1925年ごろ、それだけでは説明がつかない実験結果が出てそこから発展した。
  • 粒子と波動の2重の性質を持つ。(量子)
  • 観測するまで存在しない。(「観測する」ということが大事) 
  • 位置と速度は同時に決まらない(不確定性)
  • エネルギーの壁をすり抜ける(トンネル効果)
  • まだ、一定のルールが発見されておらず基本的には観測によってしか挙動を計算できない。
ここまで、説明きいて意味わかります??
動画に出てくる人たちもみんな頭の良い人達ばかりで、当たり前のように話しているけど、全部難しい。
 

量子力学の難しさ

何がこんなに難しいんだろう?と思うと、動画の20分のころに話してくれているのだけど、「人間が見ている世界では説明がつかない事象がミクロの世界では普通におきている」からなんだろうと思います。

  • 時間は過去から現在、未来に向かって一定で動いている
  • 同時に存在している。(東京にいながら大阪にいる)
  • 見たらいるけど、見ないといない。(あなたが見たから存在する人?)
 
こんな話聞いたらどう思いますか?
SFの話でしょ。そんなことあるわけないじゃない。世界がおかしくなっちゃう。
そんなふうに思いません?
 
でも、ミクロの世界では、それが普通らしく、じっくりと観測するとそうじゃないとありえない現象がたくさんおきているらしい。
 
そして、それは夢のような話ではなく、完全に解明はできていないものの、一部はその性質を使って「計算し」製品化しているものも多く存在している。
 例えば、レーザー光線を使うもの、MRIなど。
 
人間っていったいどこまで計算できるんだろう。
 

めちゃくちゃおもしろい。けど、自分の頭を変えるためにもなんども話を聞かないと「普通」が変わらない。

正直、全然量子力学について理解できなかったものの、「今の常識を捨て去る」ことが何もより重要で、「ミクロの世界では我々が認識しているものとは全然違うルールで世界が動いている」ということを、とことん自分の頭にわからせることが大切と理解しました。
 
世界は、本当におもしろい。

参考図書



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生きている間に量子コンピューターが手元にくるのかな。来たら楽しいかなぁ。



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