長く使ってわかったほとんどの人が満足できるイヤホンとヘッドホン

2024年4月29日月曜日

イヤホン ヘッドホン 音楽

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はじめに

私のイヤホンやヘッドホンを使う環境は以下です。

  • 1日8時間以上は使う
  • 起きてすぐ動画を見る
  • 音楽をサブスクで聴く
  • ラジオを聴く
  • ジョギングしながら音楽を聴く
  • 掃除のときにも音楽やラジオを聴く
  • 料理をしながら動画を見る
  • 通勤の電車の中で音楽や動画を聴くまたは見る
  • オンライン会議をする
  • 邦楽も洋楽もジャズもクラシックもパンクも聴く

特徴としては、生活のほとんど全ての場面で使うことと、 音楽だけを聴くためにじっくりソファに座って聴くような視聴スタイルではないことです。

「音楽だけを聴くためにじっくりソファに座って聴く」方にはまた別のイヤホンやヘッドホンが良いかもしれません。

目次

完全ワイヤレスイヤホンで普段使いにおすすめの3機種

jabra elite 7 active

2022年2月に購入しているので、約2年以上毎日ジョギングで使っています。

この商品の特徴はなんといっても、「スポーツに使えるオールマイティ」です。

生活の中で使う場合に欲しくなる機能は全てある上で、防水防塵機能が素晴らしいので、人によってはお風呂に入るときにも使っているとか。 お風呂は極端だとしても、汗をかいたり突然のスコールなどで雨にぬれても全く問題なし。

音も最初は「特徴のない音」だな、と思ったのですが、イコライザーで自分好みにして、エージング(おまじないにしかならない説もありますが)したら本当に年々自分好みの音になっていきます。 もっと高価なイヤホンと比べても、遜色ないほどに音がいいです。

唯一と言っても良い弱点が、外音の取り込み機能です。 これは最新のものであれば、つけていないくらい普通に会話できるかと思いますが、それには程遠いです。 どうしても外音取り込みを使う機会が多い方は別の機種を選んだほうがいいかも。

セールで15,000円前後になることも多く、コスパもよく万人におすすめできるモデルです。

主な機能

  • マルチポイント機能:2台 ◯ (最大8台)
  • ANC:強さ調整可能。 ◯ (強すぎる場合には弱くできる)
  • 風切音:なし ◯ (うるさく感じたことがない)
  • バッテリー:本体8時間+ケース22時間 ◎ (めったに切れない)
  • 急速充電:5分の充電で1時間使用可能 (旅行の帰りに切れてもすぐ復活)
  • フィット感:小さくて耳にフィットしやすい ◎ (痛くなったことがない)
  • 防水防塵:IP57準拠 ◎ (お風呂でも使えるくらい)
  • 音:よし ◯ (エージングでどんどん良くなる)
  • 接続:Bluetooth 5.2 ◯
  • コーデック:SBC/AAC △ (実はAAC最強説)
  • 声:まあまあ △ (オンライン会議でも使えるけどあまり使ってない)
  • 外音取り込み:あり △ (唯一の弱点。最新のものより弱い)
  • ワイヤレス充電:あり △ (場所が少しづれると充電されていない)

Panasonic / パナソニック Technics EAH-AZ60M2-k

こちらは、まだ8ヶ月くらいですが、毎日使っています。 jabra elite 7 activeはジョギングと普段のサブとして使い、こちらをジョギング以外のメイン機として使っています。 防水防塵機能は、強くないのですが、外音取り込みも優秀で、音もきらびやかで素晴らしい。音楽だけに限らず動画視聴にも適したイヤホンです。

マルチポイントが3台ということが売りなのですが、実は個人的にはあまり使わないです。音を重視すると2台までにしたほうが良いようなので。

この商品を買おうと思う方は上位機種のAZ80と迷う方がほとんどだと思います。 お金があればAZ80を買うのは決して悪い選択肢ではないかと思います。 とてもきらびやかなな音がしますし、使い勝手もAZ60M2とほぼ同等。 ただ、個人的にはAZ60M2を買って後悔する人は少ないかと思います。

これ以上に「音が良い」ことを本気で求めるのならやっぱり有線イヤホンにしたほうがコスパは良いかと。

主な機能

  • マルチポイント機能:3台 ◯ (最大10台)
  • ANC:強さ調整可能。 ◯ (強すぎる場合には弱くできる)
  • 風切音:なし ◯ (うるさく感じたことがない)
  • バッテリー:本体7時間+ケース24時間 ◯ (意外と切れます)
  • 急速充電:15分の充電で70分使用可能 (結構すぐ復活)
  • フィット感:多少大きい ◯ (たまに痛くなる)
  • 防水防塵:IPX4 ◯ (少しの水なら)
  • 音:良い ◎ (正直これ以上を求めるなら有線にしたほうが良い)
  • コーデック:SBC/AAC/LDAC ◯ (実はLDACあまり使わないけど)
  • 声:まあまあ ◯ (オンライン会議でも使えるけどあまり使ってない)
  • 外音取り込み:あり ◎ (つけたまま買い物は問題ない)
  • ワイヤレス充電:あり ◯ (づれても充電される)

Air Pods Pro

私は、 AirPods Proはオンライン会議用に使っています。 Macで仕事しているからかもしれませんが、何故か相手の反応がAirPods Proだと聞こえない顔しているときがゼロなんですよね。 音としては、AZ60M2だって結構いいはずなのですが、もしかしたら声のノイズキャンセリング機能が聞きすぎてこちらの声がこもって聞こえてしまうときがあるのかも。

なので、私はAirPodsは音楽を聴くときにも使わないですし、動画を見るときにも空間オーディオが気持ち悪いので使わないです。 ただ、会議用としては優秀。でも、会議用としては高すぎる。

主な機能

  • マルチポイント機能:?台 ◯ (Apple製品の場合には意識しなくてもどの製品でも勝手に繋がります)
  • ANC: ◯ (スンと消えます)
  • 風切音:なし ◯ (うるさく感じたことがない)
  • バッテリー:本体時間6+ケース24時間 ✕ (2時間の会議にも耐えられないくらい弱)
  • 急速充電:5分の充電で60分使用可能 (結構すぐ復活)
  • フィット感:落ちやすい △ (落とす人続出)
  • 防水防塵:IP54 ◯ (少しの水なら)
  • 音:安い音 ✕ (正直音は求めないほうが良い)
  • コーデック:AAC ◯ (特に不便はない)
  • 声:良い ◎ (録音するとそうでもないのになぜかよく聞こえるよう)
  • 外音取り込み:あり ◎ (つけたまま買い物は問題ない)
  • ワイヤレス充電:あり ◯ (づれても充電される)

ヘッドホンでおすすめの3機種

個人的には、ワイヤレスイヤホンと違って、ヘッドホンは「使うシチュエーションがはっきりして」います。 なので、使うシチュエーションにあわせておすすめを3機種。

オーディオテクニカ ATH-HL7BT

個人的には、もっと世の中で大絶賛されてもおかしくない機種なのに、なんでそこまでではないんだろう?とずっと不思議に思っているヘッドホン。 家の中で仕事する人なら、絶対便利なヘッドホン。 もう2年使っていますが、後継機種が出たらまた買うと思う。

まず、オープン型なので、外の音が聞こえる。(もちろんこちらの音もダダ漏れ) そして、音が抜けるので、高音も低音も気持ちいい。 さらに、ワイヤレスなので、コーヒーを汲みに行くときにも取る必要なく、音楽から動画、オンライン会議まで幅広く使える。 宅配便が来たときもすぐに気付ける。 なんなら、これ1台あれば家の中は最強。 唯一の弱点が、バッテリーが1日くらいしか持たないことくらい。 ヘッドホンなので、せめて30時間くらいは持ってほしい。 でも16,000円くらいだから文句は言えない。

主な機能

  • マルチポイント機能:2台 ◯ (本当は家中つなぎたいので5台くらいにしてほしい)
  • バッテリー:20時間 ✕ (8時間使い続けるとローバッテリーな感じ)
  • フィット感:ゆるゆるなので痛くなる人はいないのでは? ◎ (やさしくフィット)
  • 防水防塵:? ✕ (たぶんない)
  • 音:実はとても良い ◎ (オープン型初心者には感動的なほど良い。)
  • コーデック:SBC/AAC/LDAC ◯ (実は360オーディオにも対応)
  • 声: ? (使ったこと無いけど会話できるらしい)
  • 外音取り込み:なし ◎ (穴だらけなのでつけたまま家族と会話できるレベルでスケスケ)
  • ワイヤレス充電:なし ✕(ケーブルで充電)

AKG K240 STUDIO-Y3

多くのオーディオファンが、結局これで良くない?と言うとか言わないとか。 なんと7,000円程度のヘッドホンなのに、音が素晴らしい。 セミオープンなので、そもそも音が抜けやすく低音も出しやすいという構造上の特性はあるものの、これで7,000円って。 7万円のヘッドホンが10倍の幸せをくれるとは思えないこのクオリティ。

このヘッドホンは有線なので、主に家で「音楽を聴くぞ」というときにDACに繋いで使っていますが、本当に素晴らしい体験です。 ワイヤレスイヤホンに無理に「音の良さ」を求めるのをやめようと思わされた一品。

主な機能

  • 有線:やっぱり音のことを考えたら有線最強。
  • フィット感:きつくはないですがゆるくもないので人によっては圧迫感あるかも ◯ (しっかり)
  • 音:値段を忘れる良い音。DACの性能がモロに音にでる ◎ (セミオープン型初心者には感動的なほど良い。)
  • 外音:セミオープンなので、ATH-HL7BTに比べると聞こえないときがある。

JBL TOUR ONE M2

最後は、主に「外に持っていくヘッドホン」としてのJBL TOUR ONE M2 正直この分野は、いろんな選択肢がありすぎて必ずしもこれでないといけないかというと、値段や性能で他のものでも全然良いかと思います。 私がこの製品を選んだのは、「機能全部入りで」「ゼンハイザーみたいに無駄に高くなくて」「身につけていてかっこよくて」「音も良い」というところでした。

密閉型なので、やっぱり音はこもりますし、音だけでいったら1/5くらいの値段なのに、AKG ヘッドホン K240 STUDIO-Y3のほうが圧倒的にいいです。

ただ、外に持っていくことを考えると、密閉型にならざるを得ないですし、周りの雑音がある状態で良い音ってなかなか難しいので、外で周りの音をシャットダウンして長く使える製品としては良い選択肢ではないかと思います。

個人的には、この分野の製品で2万円くらいで恥ずかしくない商品って少ないので、結構狙い目なんじゃないかと思っています。

主な機能

  • マルチポイント機能:2台 ◯ (最大?台)
  • ANC:強さ調整可能。 ◯ (周りの音にあわせて勝手に強さを変化)
  • 風切音:なし ◯ (うるさく感じたことがない)
  • バッテリー:本体30時間 ◯ (丸一日使っても全く問題なし)
  • 急速充電:10分の充電で5時間使用可能 (やばいくらい結構すぐ復活)
  • フィット感:しっかりフィット ◯ (でも痛くはならない)
  • 防水防塵:?  (ちゃんと書いてないけど雨で壊れていない)
  • 音:良い ◎ (空間サウンドが結構良い。AACだけど全然困らない)
  • 接続:Bluetooth 5.3 ◯ (接続で困ったことはないです)
  • コーデック:SBC/AAC ◯ (AAC最強。正直LDACは使わないので)
  • 声: ? (使っていないのでわからない)
  • 外音取り込み:あり ◯ (普通に使えるけどボタンの位置が面倒なのではずしちゃう)
  • ワイヤレス充電:なし ✕ (ケーブルで充電)

最後に

イヤホンやヘッドホンを買う時の究極の問いは「オーディオが欲しいのか」「ガジェットが欲しいのか」なのではないでしょうか? おそらく、9割の人は「ガジェット」として優秀な商品を買うべきなんだと思います。

なぜなら、イヤホンやヘッドホンは昔のように、音楽を聴くだけのものから、動画を見るものであり、オンライン会議をするためのものであり、場合によっては外さずに生活するものになってしまっているからです。

この観点から考えると、「良い音」の定義もおのずと変わってきます。 静かな環境の中で音に集中して聴くような環境のときに感じる「良い音」と、電車の中で騒音にまみれた環境で聴く「良い音」は当然全く違うものです。

どんなに澄み切った素晴らしい音でも、接続がブチブチ切れた音が聞こえたり、人の話し声がうるさすぎて音が聞こえなかったり、風の音がうるさすぎて何も聞こえなかったり、電車の音でほとんど音が聞こえなかったりしたら、それは「良い音」といえるでしょうか?

この場合の「良い音」とは、やっぱり、風の音は聞こえなくなり、電車の音も人の話し声も聞こえなくなり、バッテリーが切れるかいつも気にしなくて良い状態であり、接続も滅多なことでは切れない状態で、「あぁ素敵な音楽だな」と思わせてくれる音ではないでしょうか?

このような製品を求めているのならば、「jabra elite 7 active」や、「Technics EAH-AZ60M2」や「JBL TOUR ONE M2」は本当におすすめです。

もちろん、もっと高価な商品も全然ありですが、個人的には、値段の差ほど感動的な体験を与えてくれる商品は今のところ知りません。

むしろ、「オーディオとして優秀な商品」としては、1万円〜2万円くらいの有線イヤホンやヘッドホンのほうがずっと良い商品があるかと思います。 ぜひ、高価なワイヤレスイヤホンを買おうか迷ったら、有線イヤホンやヘッドホンを視聴してみてください。 その圧倒的な能力に、ワイヤレスイヤホン同士で比べていたちょっとした音の違いなんてこだわるだけバカみたいに思えるかもしれません。

1万円くらいの有線イヤホンの定番は、「SHURE SE215SPE-A」や「キューディーシー(qdc) SUPERIOR」あたりかと思いますので、まずはこのあたりの音を聴いてみてから考えても遅くはないかと。

良い音の世界を。

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