知らないことが多すぎる問題
2022年7月10日参議院議員選挙がありますが、そもそも参議院議員選挙ってなんなのかわかりますか?学生の頃に習ったはずなのに全く覚えていない。
ということで、私と同じように選挙に行かなきゃとは思うもののそもそもなんの選挙なのかイマイチわかっていない人に向けて最も簡単に早く参議院議員選挙について勉強するとき参考になりそうな情報を簡単にまとめておきます。
YouTube
今やわからないことはYouTubeを見るのが一番はやくわかることが多い。
コアラ先生の時事ネタ祭りで、同じような疑問に対してちゃんと説明してくれています。
① そもそも政治って何だろう?日本のシステムは?
こちらで「三権分立」という懐かしいワードを思い出してもらって、三権のうち「立法」の権利を持っている国会議員を選ぶ選挙なんだな、ということを思い出します。(実運用においては必ずしも分立出来ていないとか学校で教えてくれたっけな。)
②参議院って何?日本のシステムは?
こちらで今回焦点になる「参議院」について学びます。
日本の国会議員は、「衆議院」と「参議院」に分かれるというところくらいまでは昔の記憶を頼りにわかっていたのですが、では衆議院の「衆」、参議院の「参」って何で、なんで2つも議院が必要で、何が違うの?ということはちゃんと説明できる知識がなかった。
衆議院の「衆」、参議院の「参」って何?は以下を参考に。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012339355
もともと、民衆の選挙で決めた人たちが「衆議院」で、もう一つが貴族とか皇族とかが天皇の任命でやっていた議院が、「貴族院」だったとのこと。
で、戦後、「貴族院」を廃止して民衆が参加する院として、「参議院」が出来たと。
なんか、言い方変えただけ感をぷんぷん感じますが、以下の資料によるとどうやらGHQは戦後2つの議院ではなく1つの議院にしようという草案を作っていたらしいです。
今の我々から見ると、まぁそうなるだろうと思ってしまいますが、当時の人々からすると、「貴族院」を無くすなんてとんでもない!という反発すごかったんでしょうね。
日本っぽい過去の経緯だし、だからこそ、誰のことも悪く言わないように説明する学校の授業では衆議院とか参議院が何のためにあるのか全然わからなかったのでしょうね。
要は、民衆の意見をより反映しやすい(とされている)議院が、「衆議院」で、だからいろいろと衆議院」のほうが強い権限があるようです。
「参議院選挙」って何を選ぶの?
じゃあ、今回の「参議院選挙」って我々投票する側は何のためにやるの?
大した権限ない議院なんでしょ?となるわけですが、コアラ先生曰く、何でもかんでも「衆議院」が優先的に決めるわけではなく、例えば憲法改正などは「衆議院」「参議院」それぞれで議員数の2/3以上の賛成が必要になったりするので、変えたいあるいは変えたくない事がある場合には、自分の意見に沿った方々をちゃんと選ぶようにしないといけないようです。
どうでしょう?
ここまでの内容、初歩の初歩だと思うのですが全然知らなかったです。
たぶんだけど、結構知らずに投票しているあるいはしていない人って多いのではないでしょうか。面倒ですが概要の概要だけでも知った上でいろいろと対応していかないとですね。
ありがとうインターネットとYouTube。
ここまでわかった上で各社が出してくれている特集サイトとか覗くとちょっと楽しいです。
政党比較を見たり、「政党との相性診断」は投票前にやっておくと良いかも。