【経済】現金という硬貨や紙幣がある最後の時代へ

2021年4月13日火曜日

経済 生活

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それでも財布を持ち歩かないといけない不便

みなさんのまわりではまだ現金で支払う場面がありますでしょうか?
私のまわりではコロナの一年くらい前から急激に電子マネーの時代が訪れて現在は、「えっ現金!?」とびっくりするくらいです。

びっくりはしますが、じゃあ現金は一円も持たないかと言われると、一万円くらいは財布に入れて持ち歩いています。
しかし、現金を使うのは3ヶ月に一回程度なので、財布を持ち歩くなんて本当に無駄。

未来から見たら今のほうが変

虐殺器官と言う映画の中で、虐殺犯を追う捜査官と虐殺犯のかつての恋人の女性がバーでお酒を注文した時に交わす会話は、おそらく数年したらこんな会話をするんだろうなと言う要素が散りばめられています。

「紙幣?」
「そうね、今や支払いは認証ですものね。」
「じゃあ、闇通貨かい?」
「とんでもない、政府にもユーロにも認められた地域通貨よ。」
地域通貨の試みは壊滅したと思っていた。
「そうね、以前は共同体の復権みたいな左翼的思考に寄りかかりすぎていたから。でも、これは共同体と言うよりもっとパンクな運動なの。」
「パンクな運動?」
「どこかで人は情報社会に対するバランスをとりたがっているって事。」



給料も電子マネーへ

多くの人は知らないかと思いますが、そして私も去年まで知らなかったのですが、給料って銀行に振り込まれてそこから引き出して使うっていうのが普通になったのは、実は最近(昭和40年代後半)らしいです。

言われてみれば昭和のドラマとかって封筒に入れた現金で給料もらっている場面結構あったし、アルバイトやパートで日払いなどは未だにそのような場面あるのかも。

昭和のドラマとか古っ!!って思うかもしれませんが、実は法律上はその昭和の習慣で止まっていて、給与はあくまでも現金払いが原則なのです。

銀行への振り込みも、しゃーなしで認められた例外で例外のまま慣例となっているって知ってました?

我々が思う以上に法律は時代に追いつけていない。

そんな法律ですが、やっと今年前進して電子マネーでも振り込みも可能なように法律改正される方針です。
誰もが銀行に払っている手数料って誰得?と言う事に気づいてしまっているし、外国籍の方なんてしばらく銀行口座作れないし全然いい事ない現在の制度がやっと前に進む。

この10年がおそらく現金と呼ばれるものの最後の時代

おそらく、今が現金と呼ばれるものが使われている最後の時代。
もしかしたら、コインや紙幣はコレクションとしてかなり高い価値を持つのかも知れませんね。
自分の誕生年のコインとかコレクションしておこうかな。

参考


今週の気になったニュース


結局、カード会社と同じように手数料ビジネスにならざるを得ないと言う現在のスキームですが、加盟店の負担に終始してしまうんですよね。なんとか新しいビジネススキームを作って、現金なんかよりずっと加盟店にとってもメリットのある状態を作っていけると良いのですが。




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