【仕事】会社で働くことは奴隷制度?〜「眠れなくなるほど面白い哲学の話し」〜

2021年5月18日火曜日

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わたしは奴隷なの?


ゼノンは自由には社会的自由と精神的自由があると考えました。
100年ぐらいすると歴史の中で日本には株式会社と言う奴隷制度があったと言われている可能性があります。
奴隷制の時代は奴隷は自分のことを奴隷とは感じていませんでした。
だから幸せです。
市民にしてやると言われても勘弁してください奴隷のまで居させてくださいと言うのです。

奴隷解放でも今のままが良いんですと言う奴隷がたくさんいたそうです。
サラリーマンも同じです。
お前を社長にしてやると言うと、いや奴隷でお願いしますと言うのです。
これが社会的奴隷です。

精神的奴隷は自由なふりして自由では無いのです。
これをしてはいけない、あれをしてはいけない、これをしたらみんなに嫌われる、これをしたら炎上する、これをしたら友達がいなくなる、そんなことにがんじがらめになっています。
どうしたら「いいね!」をもらえるかと言う発想はすでに「いいね!」の奴隷です。

あなたは自分のことを奴隷だと思ったことありますでしょうか。
少なくとも私は自分のことをそう思ったことはなかったです。
でも、この文章を読んで、あぁ確かにそうだな、と思ってしまいました。

学校を卒業して、会社に入って、サラリーマンとして働いて。
私たちの年代では、それにそんなに疑問を持つこともなく進んできた人が多いのではないでしょうか。

でも確かに、資本主義の構造を考えればこのルートで進んでいるのって、一部の特権階級と言われるような人たちにとって都合のいいルートで、一生懸命働いてお給料一千万もらえるようになりました!って言っても結局、数千億円稼いでいるお金から考えたらなんだっけという。

ちょっとだけ良い洋服や良い食事が食べれるような「ちょっとだけの幸せ」と交換に労働力と時間を搾取され続ける。それを奴隷と言われれば確かに。100年後の人たちからは、サラリーマンという奴隷制度がありました。って言われるのかもな。

選択する自由を手に入れる

私自身は、サラリーマンとして働くことにそれほど不満もないので、本書が言うところの、まさに「お前を社長にしてやると言うと、いや奴隷でお願いしますと言うのです。」な人間です。

ただ、いろいろなところで言われているように、サラリーマン1本だけで収入を得て、興味あることもやっていることもそこでの仕事、という状態は避けてリスクヘッジしたい。

そのためにも会社の中で必要とされるスキルと、ぱっと会った人にあなたに仕事を頼みたいと言ってもらえるスキル両方を手に入れないといけない。大変な時代ですね。

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