結論
40歳以上の我々には、決定的に足りていないスキルがある。
そのひとつが統計学のスキル
統計ってなんの役に立つの?
私は恥ずかしながら去年まで統計学なんて全く無縁の生活をしていました。
もちろん、AIや機械学習など仕事で話をすることがありましたが、それらをきちんと扱うためには統計学の基礎的な知識が必要であるなんて全く考えていなかった。
この記事を読んでくれている方々も何らかの理由でその必要性に気づいてしまった人ではないかと思います。
本書は難しい公式や考え方よりも統計学をこれから勉強するために、ざっと全体像を掴みたい方におすすめしたい本です。
私もマンガ化されたものや、小学生向けの本などできるだけ簡単に書かれた本をいくつか試しましたが、本書が一番初心者にも優しくかつ大切な内容を平易な言葉で伝えてくれているのではないかと思います。
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統計って何?
いきなりですが、統計ってなんでしょうか?
本書では、それを「味噌汁の味見」と言います。
お味噌汁が美味しく出来たかどうか試すために、よく混ぜて、一口すくって、全体の味を見抜く。
なかなか面白い表現だと思いませんか?
統計を知ると以下のような事ができるようになると言いますが、正直まぁそうなの?という程度であまり心は踊らないかと。
- 広告のカラクリを見抜く
- ニュースをクールに見抜く
- 身の回りのことと世の中がつながる
- 商売に成功する
- 仕事が出来る人になる
- 将来を予測できる
- インチキを見抜く
統計が2020年の学習指導要領で小学生でも重視されはじめた
我々が小学生のときには、英語もダンスもなかったですが、今となれば当たり前のように習っていて偉いもので、子供ってそれを学ぶ環境さえあれば、すごい勢いで吸収します。
統計についても、2020年の学習指導要領で重視されたようで、これからの子供たちは当たり前のように統計の知識をもって生きていくのだと思います。
過去を呪っても仕方ありませんが、我々40台以上って実は一番いろいろやらないといけない世代なのに、いろいろと足りていない世代です。
残念ながら、今から頑張るしかない。
とにかく、簡単で要点をついている書籍やサイトでさくっと簡単に必要な知識を得ていきましょう。
参考図書
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今週の気になったニュース
日経IT企業って、EXCELやPowerPointを使うことが多いのですが、外資系IT企業ってWordを使うことが多いように思います。
今はWordよりもGoogle docかと思いますが、Z世代というよりも、外資系の文化に触れてきたかどうかでも結構差がでそうだな、と思いました。
なんにせよ、ツールも文化もどんどんアップデートしていかないとあっという間に「えっ大丈夫?」というおじさんになりそうです。