【仕事】面倒な仕事を頼むときのテクニック〜「影響力の心理」より〜

2021年6月4日金曜日

仕事 書評 心理学

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結論

これから始まるプロジェクトを受け持ってもらいたい
と依頼するよりも、
もう始まっているプロジェクトで完成間近なんだけど最後の仕上げをお願いしたい
と依頼したほうが断りづらい。
 
 

もう始まっている物事のほうが人は始めやすい

 本書の「面倒な仕事でも着手せざるを得なくなる依頼法」という章で以下のようにあります。
何かを「始める」よう説得する代わりに、プロジェクトはもうすでに始まっていて、まだ終わらせていないだけなのだ、と言うのだ。
すでに始めている物事を終わらせるほうが、新しい物事を始めるよりもずっと簡単だ。脳はここでも、よりエネルギーを使わない選択肢を好む。つまり、提案に「NO」と言われる可能性は、物事を始める前の依頼時が一番高い。
しかしながら、いったん始めてしまったことの誤りを認め、やめるのは難しい。
たとえばどこかのコーヒーショップが配っている「スタンプ10個で1杯無料」のカード。
こうしたカードは少なくともスタンプが1個押された状態で渡される。
脳みそってその人の性格がどうとか関係なく、とにかく楽なほう楽なほうを選択しようとするものらしいです。カワイイくらい怠け者。

参考図書



今週の気になったニュース


ある番組を見ていて農業が古き良き時代のやり方でやっているなんて幻想だ、という事を言っていました。
もうすでにそれは工場と呼ぶのにふさわしいと。
食肉加工会社も同じようにすでにITと無関係ではいられないのですね。

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