主な登場人物
チョ・イソ(キム・ダミ):パク・セロイに恋をしタンバムのマネージャーとなる。
チャン・デヒ(ユ・ジェミョン):チャンガの会長。お金と権力でセロイを抑えつける。
チャン・グンウォン(アン・ボヒョン):会長デヒの息子。セロイと因縁を持つ。
チャン・グンウォン(アン・ボヒョン):会長デヒの息子。セロイと因縁を持つ。
オ・スア(クォン・ナラ):セロイの初恋の人。
あらすじ
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タンバムを訪れた会長デヒは、タンバムの料理を食べる。
セロイは、父親の死亡保険を8年前のチャンガの不祥事で株価が下落した時に投資した話しをする。そして、株価が復活した今さらにチャンガの株を買い足した。
デヒは
「期待して食べてみたが期待外れだ。チャンガを相手にするのは無理だ。幸いだと思え。君を敵だと思わない事を。おとなしく生きろ。」
と言う。
セロイは言う。
「おとなしく?無理です。信念と気合いが僕の生き方です。ゆっくりでも僕は一歩づつ進んでいて、ゴールはあんただ。」
投資は、高校の時グンウォンに殴られていたイ・ホジンによって行われていた。ホジンもまた、グンウォンへの復讐を誓いセロイと組んでいた。
セロイの父親の元部下でチャンガの専務になっていたカン・ミョンジョンと組みチャンガの会長を追い出す計画を立てたセロイは、取引をしていた。
カン専務は、チャンガの1%の株式を持ち会長がセロイの店に来る事があったら考えても良いと持ちかける。
デヒは、セロイの店にやってきて敵ではないと言い放って帰って行ったが、セロイの目的はデヒを店に来させる事で、これによってカン専務と共闘体制を作る事だったのだ。
イソは、セロイを見ながら思う。
「チャンガとの関係、感情的な自己陶酔型のお人好しに見えて、株?先制パンチ?8年前からの計画。私の知らない闘い。ムカつく。」
イソはセロイの行くところへ付いて行こうとするが断られてしまう。
グンスは、イソにチャンガとセロイの関係について聞こうとする。
イソはイライラして知らない!と言い放って行ってしまう。
セロイは、カン専務を担いでチャンガの会長解任を行おうとするが、まだ12%ほど株式が足りず攻めあぐねていた。セロイの過去の事件について証言できる刑事に証言させる事でチャンガ会長の信頼を失わせようと考えるセロイは、刑事を辞め農業を営んでいる元刑事の元を訪れる。
イソはついて行くといってセロイについて刑事の家に行く。セロイはイソに過去の事や計画の事を全て話した。
イソはセロイの腕に傷を見つけて聞く。
「この傷は?」
「遠洋漁船で働いていた時に。」
「じゃあこっちは?」
「土木作業の時に」
「ひとりでつらかったでしょう。」
「少しね。」
イソが泣きながら心の中で言う。
「社長の過去に心が痛んだときに、この好きな気持ちが愛なんだと気づいた。社長のこもった声に感情が込み上げる。二度とひとりで苦しませたくない。この人に手を出すやつら皆んな潰すと心に誓った。愛してる。心から。」
セロイは、帰りがけのバスの中、寝てしまったイソの頭を優しく自分の肩にかける。
後日、タンバムに行くとセロイが店が入っているビルのオーナーと話している。ビルが売却され新しいビルのオーナーが家賃を値上げすると言っていると言う。
セロイは新しいビルのオーナーに電話をかけるが、それはチャンガの会長デヒだった。
補足と勝手な考察
もっと自分を必要としてほしいチョ・イソ
第7話は、パク・セロイが本気でチャンガに勝とうとしていることがわかった回で、チャンガの反撃として、タンバムが入るビルを買い上げてしまうという奇策に出る回でした。
チョ・イソは飲食店タンバムの中では自分を必要としてくれている事を実感し始めていましたが、小さな飲食店の中だけでなく、株式を買ったりビルを買い上げたりと資本主義社会の中での闘いへと拡張しはじめ、自分はセロイに本当に必要とされているのか?疑問に思い始めセロイの闘いの全てを知ろうとします。
そしてセロイの過去を知った上で、
「社長の過去に心が痛んだときに、この好きな気持ちが愛なんだと気づいた。社長のこもった声に感情が込み上げる。二度とひとりで苦しませたくない。この人に手を出すやつら皆んな潰すと心に誓った。愛してる。心から。」
とつぶやく。
なぜそこまで?とも思いますが、ニーチェ「ツァラトゥストラ」から
女が愛するときには、男はその女を恐れるがいい。愛するとき、女はあらゆる犠牲をささげる。そしてほかのいっさいのことは、その女にとって価値を失う。
といささか極端な女性感だと言われるニーチェの思想が反映されているのではないか?と勘ぐってしまいたくなります。
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