【Netflix】梨泰院クラスあらすじ(ネタバレあり)エピソード4

2022年2月4日金曜日

Netflix ドラマ 梨泰院クラス

t f B! P L

主な登場人物


パク・セロイ(パク・ソジュン):自分の信念を曲げずに生きる青年。
チョ・イソ(キム・ダミ):パク・セロイに恋をしタンバムのマネージャーとなる。
チャン・デヒ(ユ・ジェミョン):チャンガの会長。お金と権力でセロイを抑えつける。
チャン・グンウォン(アン・ボヒョン):会長デヒの息子。セロイと因縁を持つ。
オ・スア(クォン・ナラ):セロイの初恋の人。


あらすじ

エピソード1のあらすじはこちら
エピソード2のあらすじはこちら
エピソード3のあらすじはこちら

チョ・イソはセロイの事が気になって仕方がない。
20歳になったイソは飲み屋に出かける。
飲み屋で声をかけられた男たちと飲んでいたイソだが、全く興味が持てず、また相手を怒らせる行動に出てしまう。
男はイソを殴る。イソは男を投げ飛ばし、蹴り飛ばす。
怒った男はイソを追いかける。
イソはトイレに逃げ込むがそこで、セロイがおしっこをしている。



セロイは言う。「助けるのはおせっかいか?」
イソは嬉しそうに言う。「じゃあ助けてください」
セロイはイソの手をとっていう。「わかった行こう。」



男を殴ってセロイはイソと共に走って逃げる。
途中、セロイを待っていたスアも一緒になって逃げる。




逃げ切った3人は、一緒にコーヒーを飲むことになる。
スアとイソは初めて対面して話をする。
セロイのことについて2人で小競り合いをしている会話の中で、
イソがセロイの店を営業停止にした事をスアがイソに話してしまい、
スアが警察に通報したことがバレてしまう。

スアが自分は変わってしまったと考え先に帰ったあと、イソとセロイは2人で飲み直す。
店の宣伝の仕方やレイアウトについてイソに指摘されセロイは関心する。
スアに対して怒るどころか、気遣いすらするセロイにイソは呆れるのだが、自分がセロイのことを好きなことに気づいてしまう。



セロイはイソに言う。「酒に強いんだな」
イソは言う。「今日は美味しい。甘い。店の名前もよくない。なんでつけたの?」
セロイは言う。
「タンバム(甘い夜)?
俺の人生は少し苦い。とても苦いんだ。夜はよく眠れない。恋しいし寂しいし、腹が立って。ただ少しでいいから苦い夜を、俺の人生を甘くしたかった。」



イソは心の中でつぶやく。
「まただわ。心がざわつく
酔って倒れたこのいがぐり頭の男カッコ良くみえる。
どうしよう。彼の苦い夜が甘くなりますように。彼の人生を甘くしてあげたい。
私のこの気持は人間が持ちうる最も愚かなものだわ。この衝動を抑えられない。好きだ。」



翌日、1日考えたイソは、セロイの元へ走る。
ここで働かせてください。夢をかなえてさしあげます。



補足と勝手な考察

ついに生きる目的を見つけたチョ・イソ

第4話は、チョ・イソがついに、セロイを好きになり生きる目的を見つける回です。
パク・セロイが好き。セロイの夢を叶えてあげたい。
ものすごくシンプルな欲望。
シンプルだから揺るがない。イソの判断基準はいつもセロイとセロイの夢のためになるかどうか。それ以外の事はイソにとってはどうでもいい。

おそらく、チョ・イソがいなければタンバムは100年経っても韓国No1になんてなれなかったであろうお店です。
チョ・イソは山程問題を抱えた人ではあるものの、それ以上にものすごい才能に満ち溢れた人です。しかし、その才能を活かす意味を見いだせずにいた

チョ・イソは最終回の過去の回想で以下のように言っています。
時々こう考えます。生きていても意味がない。人間の人生なんてたかがしれてるわ。100年も生きられずどうせ死んでしまうのに幸せを求めてあがくなんてバカみたい。いっそ生まれてこなければよかった。面倒くさい。

ニーチェの「ツァラトゥストラ」から

ニーチェは「第一部 ツァラトゥストラの序説」の中で、末人について以下のように言っています。


われわれは幸福を発明した」――末人はそう言って、まばたきする。
かれらは、生きることがつらく苦しい土地を去った
生きるには温みが必要だからである。
そのうえ隣人を愛して、それと身をこすりあわせる。温みが必要だからである。
病気になることと不信をもつことは、かれらにとっては罪である。
かれらは歩き方にも気をくばる。石につまずく者、もしくは人につまずく者は愚者とされる。
ときどき少量の毒を用いる。それは快い夢を見させてくれるからである。
そしてついには多量の毒に進み、快き死に至る。
かれらもやはり働く。というのは働くことは慰みになるからだ。
しかしその慰みが身をそこねることがないように気をつける。
かれらはもう貧しくなることも、富むこともない。両者ともに煩わしすぎるのだ。もうだれも統治しようとしない。服従しようとしない。両者ともに煩わしすぎるのだ。
牧人は存在しない、存在するのはただ、一つの畜群である。すべての者は平等を欲し、平等である。そう思うことのできない者は、志望して精神病院にはいる。


世の中がどんどん便利になって、食べることにも困ることが少なくなると人間は生きる意味を見失う。
そんな中、超人(人間を超える人間)としてのパク・セロイが現れ、ついにチョ・イソは生きる意味を見つけていく。




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