Google Meetで自分が固まったまま動かない!
リモート会議などでGoogle Meetを使っている方で、最近急に自分の映像が固まってしまって変な顔のままで困った!という方はいらっしゃいますでしょうか。
まさに、私でした。
で、治りましたので、自分用にメモ
何やっても治らない!と言う人は試してみたいChromeの設定
前提
前提として以下の状態であることを想定しています。
- Macを使っている。(私の環境はM1 Mac BookAir 2020年)
- GoogleChromeでGoogleMeetを使っている。
- 背景をボカシたりできる「ビジュアルエフェクト」を使っている
- ネットワークの通信には問題がない(他の会議アプリなどで止まることはない)
- GoogleChromeの再起動を試してみた
- GoogleChromeを最新に更新してみた
- Macの再起動も試してみた
- MacのOSを最新にしてみた
いわゆる考えつくことは全て試したし問題がなかった。それでも、固まる状態。
結論
先に結論を書くと、GoogleChromeの「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオンにしてください。
とんでもなくGPUを使いすぎてフリーズ
Macの「アクティビティモニタ」を使って、今何がCPUやメモリを使っているのかウォッチしながら、いろいろな設定を弄っていたところ、「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオン・オフにするととんでもなくGPUを使っていることが判明しました。
「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフ
オフに設定すると、なんと驚異の533%。
そりゃあこんだけGPU使えばフリーズさせないと。
「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオン
オンに設定すると、なんと17%。
こんなに違うもの??
ハードウェアアクセラレーションって何?
「ハードウェアアクセラレーション」とは、どうやら、Wikiによると、
コンピューティングにおいて、ハードウェア・アクセラレーション (英: hardware acceleration) とは、なんらかの機能を通常の汎用プロセッサ (CPU) 上で動作するソフトウェア(コンピュータ・プログラム)としての実装で処理したのではレイテンシが大きくなったりスループットが低くなる、消費電力が大きい、などといった問題があるような場合に、ハードウェア実装による支援で実行速度などを加速(アクセラレーション)し、システム全体の性能や効率を向上させる技術である。ハードウェア・アクセラレーションを利用するにはシステムに専用のプロセッサを追加する必要があるため、コスト高に繋がる可能性がある。
とのことで、今までCPUでなんとかしていた処理をGPUなど他のハードウェアで処理するこで負荷をさげる技術のようです。
なので、GPUなどCPU以外のハードウェアを積んでいないコンピュータではそもそも意味がない技術なので、オフにしておいたほうが良さそうですが、基本オンでも問題ないようです。
私の場合には、最近タブを大量に開くような作業をしていた関係から少しでも動作を機敏にするために、オフにしていたのですが、そのせいでGoogleMeetの処理が追いつかない状態になってしまったようです。