開放型ヘッドホンとは?
開放型ヘッドホンとは、ヘッドホンの耳に当たる部分の外側にメッシュのような素材で音を外に出すようになっている(音漏れバンバン)構造のヘッドホンです。
最近流行りのアクティブノイズキャンセリングとは真逆で、外の音がバンバン入りますし、こちらが聞いている音も外にバンバン漏れます。
これだけ聞くと何がいいの?と思ってしまいますが、実は在宅ワークではこの構造が役にたったりします。
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ATH-HL7BTの良いところ4つと悪いところ2つ
良いところ
- インターホンが鳴った、洗濯機が終わったなどの音は完全に聞こえる。
- 非常に軽くてつけているのを忘れてしまうくらい
- マルチポイントが優秀
- 実はアプリが優秀
悪いところ
- 感動的な音とまではいかない
- 洗濯物干すときに外れそうになる
良いところ
インターホンが鳴った、洗濯機が終わったなどの音は完全に聞こえる
開放型なので当たり前ですが、今まで密閉型を使っていた方ならびっくりするくらい周りの音が聞こえます。
それなりの大音量で音楽を聞いていても、インターホンの音や洗濯物が洗い終わった音などは普通にわかります。
一方で、お湯をヤカンで沸かしているときに水が沸騰する音は別な部屋にいると聞こえないので注意が必要です。
特にインターホンは、今まで何度もいるのに不在通知入れられていたので本当に助かる。
非常に軽くてつけているのを忘れてしまうくらい
私が持っている、SonyのWH-1000XM3も、255gで、本製品も220gなのでそんなに違いはないだろうと思っていたのですが、全然違う。めちゃくちゃ軽い。
軽い軽いとは聞いていたけど本当に軽い。これはたぶん多くの人が感動するレベルで軽い。
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マルチポイントが優秀
実は最近のイヤホンやヘッドホンの機能で差が出やすいのはマルチポイントの機能(Bluetoothの接続性含む)なんじゃないかと思うのですが、本製品はマルチポイントの機能が優秀。
例えば、iPhoneとiPad2つでつないで、iPhoneで音楽聞いていたときに、一旦音楽止めてiPadでNetflix流すなどの動作をした場合、全く気にならない速度で音が切り替わります。
ここまでならば、Jabra Elite 7 Active でも気持ちよく切り替わります。
ATH-HL7BTが優秀なのは、2台が繋がった状態で、例えばTVのBluetoothにもつなぎたいなど3台目につなぎたいとき。
手元にiPadもiPhoneも持っていないとき、わざわざiPhoneとかiPadを探してペアリングを解除してからTVとつなぎ直してみたいな作業が本当に面倒。
本製品には、強制ペアリング機能というのがあります。
音量の+とーのボタンを同時に3秒ほど押すと、今まで繋がっていた2台の機器との接続を強制的に解除してくれます。
この状態で、TVとペアリングすれば3台目とも比較的ラクに接続できます。
実はアプリが優秀
本製品のアプリについては、様々な情報でもあまり言及されていないのですが、実はアプリも優秀です。
接続するコーディック、イコライザー、低遅延モードの設定、ボリュームステップの設定などが行なえます。
低遅延モードについては、動画やゲームを見ているときに口の動きと音声が合わないなどあれば設定するとバッチリ遅延しなくなります。
低遅延モードについては、動画やゲームを見ているときに口の動きと音声が合わないなどあれば設定するとバッチリ遅延しなくなります。
コーデックの変更、イコライザーで音の変更が行えます。
結構音が変わるので音楽を聞くときにいろいろと自分好みに変更してみると良いかと思います。
結構音が変わるので音楽を聞くときにいろいろと自分好みに変更してみると良いかと思います。
悪いところ
感動的な音とまではいかない
開放型で音が良いというのが売りのヘッドホンなのですが、私個人としては、SonyのWH-1000XM3のほうがガツガツくる上でクリアな音で好きです。
もし音が良いヘッドホンが欲しい(その他機能は置いておいて)という場合には、現在中古なら1万5千円から買えるWH-1000XM3を激しくおすすめします。
洗濯物干すときに外れそうになる
側圧がゆるく、洗濯物をほそうと下を向くと外れそうになります。
私は頭が大きいのでそこまで気になりませんが、頭が小さい人は非常に外れやすいかも。