第二話「1792日の夏」
オマージュ映画の概要
こちらは完全に映画のタイトルどおりではないので、この映画のオマージュなのか自信ないのですが、
本作の基本的な話の流れを考えると、この作品へのオマージュではないかと。
映画のあらすじ
冴えない会社員のトムが職場にやってきたサマーという女性に恋をして、4日目に彼女に声をかけられたことからふたりの交流がはじまる。徐々に親密になっていると感じるトムだがなかなか進展せず。
自由奔放な彼女に振り回され、ついに振られてしまうトム。
あまりのショックに仕事も手につかずサマーを憎くも思えてきた。
しばらくして、同僚の結婚式で再会したトムとサマーだが、サマーから「結婚する」と聞かされて、振られた時以上に落ち込むトム。
散々落ち込んだ上で我に返ったトムは以前の夢だった建築家になるため奮起する。
第二話のあらすじ
第一話のあらすじはこちらから。
ヨンスは仕事の依頼のためウンの家を訪ねる。
驚いたウンは、ヨンスにスプレーで水をかける。
(ウンはもしヨンスに会うことがあったら水と塩で追っ払ってやると心に決めていた)。
何の用事なのか聞くウンに、ヨンスは仕事の話を始めようとするが、
ウンは、「まさか結婚するって話じゃないだろうな?」と聞く。
ヨンスは呆れた顔で仕事の話を始めるが、ウンは話をきちんと聞かずに断る。
ヨンスは、クライアントからの要望でなんとかウンを説得しなければならないが、ウンの性格を知っているヨンスは難しいだろうと諦めはじめる。
そんな時、ウンの友人であり10年経って番組のプロデューサーになったジウンからもう一度ドキュメンタリーを撮らないかという話をされ、ふたりは絶対に無理だと反対するのだが。
オマージュ箇所
様々な話の骨格はかなり近いと思いませんか?
この映画を知っていると、ヨンスがウンに5年ぶりに会いに来たときにウンが
「まさか結婚するって話じゃないだろうな?」
と聞く意味がまた別な意味を持ってきますね。
会って何日目のような注意を挟んで物語が進行していく演出も映画のオマージュかと思います。映画では、風景が絵で描かれる演出ありますが、ウンは建築物を描く画家になりました。また映画では主人公は建築家を目指しますし、ウンも建築を学んでみたいと思っている部分などもこの映画からのオマージュかと推察されます。
その他の話については以下から。