【Netflix】〜その年、私たちは〜オマージュ映画と勝手な考察。第三話「僕が君を嫌いな10の理由」（ネタバレあり）

第一話のあらすじはこちらから。

第二話のあらすじはこちらから。

ジウンから10年ぶりにドキュメンタリーを撮ろうと言われたウンとヨンスは久しぶりに自分たちの動画を見返す。悲しい別れの前の自分たちを思い出すふたり。

突然偶然出会う機会が増えて、口喧嘩を繰り返すふたり。

ヨンスはウンにイベントに出てもらうことは諦め別な人にしようとするが、クライアントはウンでないと駄目だと言い始め困り果てるヨンス。

ドキュメンタリーに出るように口説きにきたジウンから、小学校時代にウンをからかっていたら我慢の限界になったウンが反撃してきた話を聞く。一緒に食べようと持ってきた食べ物の中に桃を入れてきて、ウンもジウンも桃アレルギーで入院する羽目になったのだ。ウンは普段はおとなしいが、相手を陥れるためなら喜んで自分を犠牲にする怖いところがあった。

「ヨンスがドキュメンタリーに出たくない」と頑なに断っていると聞いたウンは、「ヨンスを困らせたい」という１点だけのため「イベントに参加する代わりに、ドキュメンタリーに出ろ」という契約を提示する。

ヨンスは呆れて、ウンの家に文句を言いに行く。

そこにはいたずらっぽい顔で笑うウンがいて。

映画の姉もかなりのサイコな女性で、サッカーで邪魔な相手を突き飛ばしたり、車で突っ込んだりやりたい邦題。過去の思い出の中のヨンスも散々暴れまくる。その描写が映画のオマージュなのかと思います。

また、「その年、私たちは」でも、まるで詩を朗読するように、ウンがヨンスの嫌いな10の事を綴っていきます。でもそこにはいつも「でも一番嫌なのは、あなたを嫌いになれないこと」がくっついている部分が映画のオマージュかと思います。