【仕事】ペットビジネスっていつからあるの?

2021年6月28日月曜日

経済 仕事

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素朴な疑問

40歳以上の方ならば、その昔ペットは買うものではなく友達の家で生まれた子犬や猫をもらってくるのが主流だった時代をご存知なのではないでしょうか。

今はあまり聞かなくなりましたが、まだ多少はあるのでしょうか?
それともペットショップで買うのは東京だけで、それ以外では未だにもらってくるのが普通だったりしますか?

犬も小鳥も子どもの頃飼っていて、動物は割と好きなほうだと思うのですが、ペットがビジネスになってからはなんとなくペットを飼う事はなくなりました。

生体販売の歴史的変遷

論文「生体販売の歴史的変遷」によれば、
元々は、戦後の連合国軍が連れてきた犬を繁殖させる事からにはじまり、
1960年代にはビジネスとして浸透しつつも、
「1960 年代までは,多くの犬やねこが,徘徊状 態(いわゆる,「放し飼い」)だったため,飼い主の想定外の繁殖が頻発し,その結果,ペッ トの入手は「知人からの譲り受け」が主流だった」
と言う事。


その後、1970年代に入ると、
ペット関連ビジネスが社会に浸透し始めて、犬の詐欺事件なども起き始めた。
 
1980年代になると、1960 年代まで主流だった知人からの譲り受けは,
「純血種を尊ぶペットブームと近隣関 係の希薄化」を背景に減少の一途をたどり,これに代わるものとしてペットショップでの 購入が 1980 年代以降主流となった。


との事。
やっぱりこの時期なんですね。
「生き物を買う」と言うおぞましい行為が浸透し始めたのは。

1990 年代後半になると,「いっぱい集まる所でお店を出した方が売れる」22)ことから,ホー ムセンターにインショップとして入り始めた。その結果,これまで個人のペットショップ での販売が主流であったが,1990 年後半以降,ホームセンターのインショップが中心と なり,現在では生体を扱う個人のペットショップは 2 割程度となっている。

2000 年に入ると,「これまでの通販サイトは,実店舗営業しているペットショップと, 直販ルート開拓のため通販に乗り出したブリーダーが大半」だったが,「実店舗をもたな い通販サイトが増え続けている」

犬や猫だからOK?

この話しをするといろんな人に嫌われるのだけど、犬や猫がゲージに入れられていて、しかも顔と体がまるでキメラのように作り替えられているのに、「可愛いー」って良く言えるなぁ、っていつも思ってしまいます。
これ、なぜ対象が人間だとホラーなのに、犬や猫ならOKなのでしょう?


六本木の犬と猫のエコシステム
https://news.livedoor.com/article/detail/15029190/

六本木のペットショップには、やたらと深夜までやっている店が多く、昼間は全然客いないのに商売が成り立っています。
記事にあるような内容が今もまだ続いているのかわかりませんが、そこに需要と供給がある限り、ホラーな世界は終わらないんでしょうね。

人間と暮らす事で幸せに感じる動物もいるのかも知れませんが、何でもかんでも資本主義経済の中に組み込んでしまうのは、そろそろやめに出来ないのでしょうか。

今週の気になったニュース


眠るという行為もなぜ必要なのかまだわかっていない。本当に人間も含めて生き物って不思議のかたまり。



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