【書評】自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

2021年6月8日火曜日

仕事 書評

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本記事は、過去の記事から加筆修正した版です。

結論

何かを捨ててそこに入れるスペースを空けなければ新しいものは入らない。

タダでいいからどうぞ

本書の一節

モノ、人、仕事、お金、そして水。
なんでも、一箇所にとどまらせていると、次第に淀みはじめる。

それはやがて、あなたの思考と人生を濁らせる。

自然界で水が循環するように、人間が呼吸で排出した二酸化炭素を、植物が光合成で酸素に戻すように、 身の回りにあるモノも、人も、より求めている人へ
より必要とされている場所へリリースし、どんどんループさせよう。


あまり使わなくなった道具があれば、それを喜んで使ってくれそうな人を探そう。
今やっている仕事でも、それをやってみたい人がいたら譲ってしまおう。

チャンスがやってきたら、そのチャンスを待ち望んでいた別の人に渡そう。
素敵な人に出会ったら、より付き合いが深くなりそうな人に紹介しよう。

すごいアイデアが思いついたら、一番うまく活用してくれそうな仲間に話そう。
最終的には、自分の手元からすべてなくなる、という不安があるかもしれない。

でもぼくらは元々なにも持たず全裸で生まれてきているんだ。
見返りは求めなくてもいい。
出したら出した分だけ、また新しいものが入つてくる。

そして多くの場合、本当に欲しかったものが向こうからやってくるようになる。
人でも、仕事でも、お金でも、実は全体量は変わらないんだ。

大切なことは「自分はなにが大好きか」をつねにハッキリさせておくこと。
それを人に伝え続けること。


目に見えないけれど、地球上に存在するこのすばらしい。「循環システム」は、モノも人も情報もチャンスも、大好きな人のところに集まるようにできているから。

「これくれるならあげる」から 「タダでいいからどうぞ」へ。

行き過ぎた資本主義からの脱却

本記事を書いていたのが、2013年5月なので、2021年6月現在で8年前の記事です。
この当時は、正直、四角さんがおっしゃっていることの意味を実感を伴って理解できてはいなかったのですが、今読むと、また違った味わいがあります。

やっと私が(世の中が?)四角さんがおっしゃっているような価値観(資本主義にだけ縛られた価値観ではない価値観)に追いついてきた感じがします。

本当に、多くを持たない、多くを求めないことが実は豊かに暮らす上で非常に重要で、「あれ?こんな洋服持っていたっけ?」みたいなものがあったりするのは、無駄なだけでなく、本当に必要なものまで見えなくなってしまう。

あれ?本当?ほしい?あげる。

なんとなく最近はそういうことが多くなってきたきがします。

まだまだ無駄無駄な人生ですが、なるべくシンプルに。

参考図書



今週の気になったニュース


食の分野は本当にまだまだ無駄だらけ。
なんとかより良く、より無駄のない世界にしたいです。


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