財務三表って何?と聞かれたらすぐ答えられますか?
財務三表って何?と聞かれたらすぐ答えられますか?
開発者でも、企画者でも、運用者でも株式会社に勤めている40歳以上の人であれば答えられて当たり前だそうです。
私は転職した会社で急に聞かれて冷や汗をかきました。
急に聞かれると、「え!?」となりますよね。
財務3表とは、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の3つを言います。
「知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる」によれば、それぞれの表は以下のような特性があるといいます。
- P/L:損益計算書 → 運動成績表
- B/S:貸借対照表 → 健康診断表
- C/S:キャッシュフロー計算書 → 血液検査表
本書は、各表を人間の体を診断する表になぞらえて表現しています。
各表は、企業の健康状態を診断するための表とのこと。
各表は、企業の健康状態を診断するための表とのこと。
P/L:損益計算書
「どれだけ手足を動かして(運動量)、どれだけ進めたか(成果)」「無駄な動きはどこか」を考えるのが、損益計算書。
貸借対照表
売上を生み出す筋力があるか、余分な脂肪はつきすぎていないか、病気(経営悪化)の心配はないか、などを見るための表。
左側は、お金の「使い方」
右側は、お金の「集め方」
個人的には、貸借対照表の見方がわかるとIRを見るのが楽しくなるので、とてもおすすめです。
長期借入金よりも短期借入金が増えいる会社は、長期にお金を貸してもらえなくなっていて危険など、単なる数字なのですが、中にいる人たちが何をどう感じながら日々の経営をやっているのか、非常に切実な感覚で感じられるような気がします。
キャッシュフロー計算書
会社にとって大事な血液(お金)の流れがわかるもの。
会社が潰れる原因は、「現金がなくなる」。このひとつの原因しかない。と先輩に教えてもらいました。
商品を仕入れた商品へ払うお金が100万円あって、払わないといけないのだけど、手元に50万円しかなくて、借金もできない。来月になれば売れた商品の代金1000万円が入ってくるはずなんだけど、そうなると血液が止まってしまって、倒産してしまう。
本当にこわい。
参考図書
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「知らない」ということは、それだけでかなり生きづらい世の中に自分自身でしてしまっているのかも。知って行動する。