【Netflix】〜その年、私たちは〜オマージュ映画と勝手な考察。第五話「誰にも言えない秘密」(ネタバレあり)

2022年1月26日水曜日

その年私たちは ドラマ

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第五話「誰にも言えない秘密」

オマージュ映画の概要


おそらく韓国でも大変愛されているという「言えない秘密」のオマージュではないかと思います。ただ、第五話についてはあまり明確なオマージュが少なく間違えている可能性もあります。

映画のあらすじ

音楽室で素晴らしいピアノを引いていた女の子に主人公の男の子が恋をする物語で、実はその女の子は20年前に死んでしまっていてピアノを引くと未来にタイムスリップしてきているという秘密があるという物語。
とても美しいピアノと最後にすべてがわかったあとの男の子の狂気なまでのピアノが印象的。





第五話のあらすじ

第一話のあらすじはこちらから。
第二話のあらすじはこちらから。
第三話のあらすじはこちらから。
第四話のあらすじはこちらから。

ウンの絵を盗作した疑惑のある画家もイベントに呼ぶことがわかり、パーティでウンはヨンスに怒りをぶつけて帰ってしまう。

ウンの子供時代からの友達で今回のドキュメンタリーを撮影しているプロデューサーのジウンの過去が明らかになり、親に愛されなかった子供時代とウンと友達になりウンの両親に実の子供のように愛してもらった学生時代。そして、ヨンスを好きになったタイミングでウンもまたヨンスを好きになり、気持ちが言えなくなってしまった過去を思い出す。
ジウンは、「今世では主役になれない」と自分のことを卑下する。

10年後の現在、ウンに怒鳴られ去っていく姿を見つめるヨンス。そんなヨンスを見つめるジウン。ヨンスは、別の画家も一緒にイベントに出そうと企てていたクライアントへ謝罪してくれと文句を言う。

ウンに誤りに行こうとするが、なかなか素直になれないヨンス。
ウンもまた、ヨンスが企てていたことではないと気づいてはいるが素直になれない。

そんな時、ヨンスの友達のソリのお店で団体予約のためにタコを仕入れるがキャンセルとなってしまい、ソリの店にドキュメンタリーだと呼び出されるウンはヨンスと会ってしまい気まずいふたり。

謝ろうとするヨンスだが、ウンは、クライアントに会ってきて別な画家とも一緒にイベントに参加すると話してきたという。ヨンスの仕事にとっては良い結果となったが、スッキリしないヨンス。
過去のことなど忘れてしまったかのようなウンに戸惑うヨンス。




イベントへ向けて100時間かけて絵を描くことになったウンは、食事も睡眠もあまり取らずに絵を描き続ける。
ヨンスは心配になりウンの家を訪ねる。朦朧としながら倒れかかってくるウンに戸惑うヨンス。




オマージュ箇所

「今世では主役にはなれない」の部分が「言えない秘密」の過去の女性との恋愛へのオマージュとして、またニーチェの「永劫回帰」に対しての「輪廻転生」的な考え方を表しているかと思いました。ちょっと深ヨミしすぎかもしれませんが。

またウンが絵画を見ながらドキュメンタリーを撮っているときに執拗に映るピアノはおそらく「言えない秘密」へのオマージュではないかと思います。角度的にそこにピアノがなくてもいいのにと思う場所にあるので。









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