【Netflix】〜その年、私たちは〜オマージュ映画と勝手な考察。第十話「こんにちは僕のソウルメイト」(ネタバレあり)

2022年1月26日水曜日

その年私たちは ドラマ

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第十話「こんにちは僕のソウルメイト」

オマージュ映画の概要

hello,my soul mate

映画のあらすじ

2022年にヨンス役のキムダミさん、チョンソニさんで映画化される予定の映画。
13歳の頃から友達の女性ふたり。ひとりは安定思考でひとりは奔放。
真逆なふたりが同じ男の人を好きになってしまい。と言う話しになるらしいです。

第十話のあらすじ

第一話のあらすじはこちらから。
第二話のあらすじはこちらから。
第三話のあらすじはこちらから。
第四話のあらすじはこちらから。
第五話のあらすじはこちらから。
第六話のあらすじはこちらから。
第七話のあらすじはこちらから。
第八話のあらすじはこちらから。
第九話のあらすじはこちらから。

ジウンがウンの家に来たため、自分の家に帰ったヨンス。
そこには友人のソリがきていて、ヨンスはウンに「友達になろう」と言われたことをソリに告げる。ソリは、
「意味不明なことを。好きになっちゃだめよ。それでなんと答えたの?同意を?」
「それは片思いしている」
と言う。

ウンが朝起きるとジウンは部屋にいなくなっていて、家の外ではアイドルのNJがドキュメンタリーを撮っていた。
ヨンスは、ウンの家にポーチを忘れたといってウンの家にやってくる。

NJはドキュメンタリーを撮り終わると、ウンとデートをすると言ってウンを連れ出してしまう。気が気でないヨンスは夜になるまでずっとウンの事を考えている。
ぼーっとしていて変な料理を作ってしまったころ、ポーチを届けにウンがヨンスの家にやってくる。ウンの顔を見た瞬間にヨンスは気づいてしまう。

大変です。あたっていました。片思い。
わたしは今までただの一度もウンを忘れたことがなかった




ヨンスがウンに気持ちを伝えようとしたとき、おばあちゃんに呼ばれて一緒に御飯を食べることになる。おばあちゃんは、ウンがヨンスを泣かせたと思っていて、ウンに冷たい態度をとる。ウンが帰ったあとヨンスはおばあちゃんに告白する。

「私が別れを切り出した。ウンを捨てたの。悪いのは私よ。自分勝手だった。」
「でもね、今でもウンが好き。自分から捨てて手放したのに、まだウンのことが好きなの。どうすれば?ウンと友達になりたくない。無理よ。でもウンは平気みたい。」

ジウンの誕生日になり、ウンはジウンのオフィスに弁当を届ける。
ジウンは留守にしており、ウンは、編集中のドキュメンタリーを見る。
そのドキュメンタリーの映像には、ジウンがヨンスの事を好きなことがわかる映像だった。

同じ時、NJとの食事が写真に撮られ、ウンとNJは熱愛報道が出る。



オマージュ箇所

同じ男性を好きになってしまったふたりという意味では、ヨンスとNJがあたるかと思います。NJにいろいろしてもらったお礼に食事をおごる約束をしていたウン。
NJとウンがどうしているのか気になって仕方ないヨンス。

「その年、わたしたちは」では、NJが奔放な役柄、ヨンス役のキムダミさんが優等生的役割になるのかと思いますが、おそらく映画では反対になるのではないかと想像します。
ヨンスも優等生と言うほど優等生ではないですが。

NJが、ウンとヨンスの関係について聞く場面があります。
ウンが答えます。
「前はすごく好きでした。これ以上好きになれないくらいに」
「今は、、友達です。」
NJが不思議そうに聞き返します。
「そんなに人を好きになるってどんな気分?」
「もう終わった恋なのにそこまで言える感情って?」

NJという人が比較的簡単に人を好きになりすぐに忘れられるのに対して、ウンやヨンスはまだ人生においてお互いの事しか好きになった事がないし、それ以外の人に興味もないという生き方の違いが明確に出た場面。
2人でひとつになっているようなふたりに外から入ろうとしても入る余地がない。

また、ソウルメイトという意味では、友達になろうと話したウンとヨンスが本当に友達になれるのか?と言う意味でも捉えられます。

ウンはもう二度とヨンスを失いたくない想いから友達になると言う選択をする。ウンにとっては大事な誰かがいなくなってしまうと言うのは幼児期の父親がいなくなった体験も含めて最も耐えられない体験なのでしょう。

でも、ヨンスはウンの幼児期の体験を知らないのでウンが何故友達でいようなんて言ったのかわからない。ヨンスはウンの真意を確かめようと必死に友達のフリをするが自分のウンへの気持ちに完全に気づいてしまい、もう友達でいるなんて無理だとおばあちゃんに泣きつく。

小学生からの友達と言う意味では、ウンとジウンの友達関係がどうなるのかと言う意味でも捉えられます。
ジウンは母親がいつもふらっと来てはすぐにいなくなってしまうような人で、自分の桃アレルギーの事も覚えていないくらい自分に対して興味を持ってくれない事に苦しめられてきていた。そんな時にもいつもウンが話しを聞いてくれるような友達だった。
ジウンはずっと、ヨンスを好きな気持ちよりもウンを失わない事を選んできていた。

映画はまだ公開前なので、映像のオマージュはわかりませんが、本作における「友達」も様々な形で描かれるのでキャラクターたちそれぞれの関係性を見ながら想像するのは楽しいです。

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