【Netflix】〜その年、私たちは〜オマージュ映画と勝手な考察。第十二話「ビギンアゲイン」(ネタバレあり)

2022年1月26日水曜日

その年私たちは ドラマ

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第十二話「ビギンアゲイン」

オマージュ映画の概要


Netflixでも見ることができます。(こちら
これを書くために始めて見ましたが、本当に良い映画です。

映画のあらすじ

歌を愛している女性のグレタ。落ちぶれた音楽プロデューサーのダンは、自分が起こした会社を追われて傷心のまま死ぬ事も考えてバーに入る。そこにたまたま来ていたグレタの歌を聴いて、素晴らしい歌の景色が見える。ダンはグレタにプロデュースさせてくれと頼み込むが怪しまれる。
グレタは、彼のデイブと音楽を作っていたが彼が有名になっていく傍らでグレタには脚光は当たらない。
デイブの浮気も発覚し家を出て友達の家に居候していたタイミングで友達に無理やり連れていたバーで歌ったタイミングだった。
グレタは、ダンに連絡しプロデュースしてもらうことにする。
でもふたりにはお金も会社もなくスタジオを借りる事が出来ない。ダンのクビになった会社に相談に行くが無下に断られてしまう。
そこで、昔の知り合いを頼ってドラムやピアノなどメンバーを揃えてニューヨークの街中でゲリラレコーディングを決行する。
そのアルバムを持ってダンがクビになった会社へふたたび持っていきすぐにでも契約をとなるが、グレタにとってもダンにとっても、もう重要なのは契約を結ぶ事ではなく、楽しい仲間たちと一緒に音楽を作る事だと気づいてしまっている。
結局、作ったアルバムはインターネットで1ドルで販売しみんなに売上を分配する。



第十話のあらすじ

第一話のあらすじはこちらから。
第二話のあらすじはこちらから。
第三話のあらすじはこちらから。
第四話のあらすじはこちらから。
第五話のあらすじはこちらから。
第六話のあらすじはこちらから。
第七話のあらすじはこちらから。
第八話のあらすじはこちらから。
第九話のあらすじはこちらから。
第十話のあらすじはこちらから。
第十一話のあらすじはこちらから。

ついにふたりの気持ちを確かめあって再び付き合うことになったウンとヨンス。
ぎこちないながらも二人の新しい関係を築いていく。

ドキュメンタリーの撮影も終わり、ジウンとも会うことが少なくなったウンは、ヨンスとやりなすことになった事を伝えにいく。
ジウンは
「聞きたくなかった。なぜその話を俺にする?何も言えない。祝う必要が?」
と言う。

ヨンスは、週末に会わないか?とウンを誘うがあまり乗り気でないウンの返事に不満を覚える。仕事でイベント会場を訪れたヨンスは、そこにウンを見つける。

「なぜここに?わたしに会いに?」
「なぜ週末に会うんだ。週末は、、先すぎる。仕事の邪魔はしない。」

ヨンスは心の中でつぶやく。
「忘れてました。変わろうが変わるまいが関係ない。わたしが愛したのはチェ・ウン。ただひとりだということです。」

デートの帰り、まだ時間も早いので一緒に画廊に行かないか?とウンはヨンスを誘う。
画廊で夜中に展示会をやるという。

画廊でウンは目を閉じて想像する。
画廊は白黒になり、ウンが描いた絵に切り替わり、そこにはヨンスがひとりで絵をみている。



ヨンスが言う。
「夜中に独りで起きているあなたの時間を想像してみた。寂しいと思う。何を思いながら絵を描いているの?長い時間独りで何を考えているの?」
ウンが言う。
「どうだろう。よくわからない。この瞬間より完璧な想像はないと思う。」
心の中でつぶやく。
〜今までの人生、すべての瞬間に、僕のそばにはヨンスがいた。これからも僕の全ての時間は彼女を愛することに使う。〜


オマージュ箇所

今回は、あまりオマージュらしいオマージュは見当たらないかな、と思いました。
見つけられてないだけかもしれませんが。

無理矢理こじつけると、
ダンは最初にグレタに会った時に、彼にしか見えないバックバンドの演奏が見えるのですが、その演出がウンがヨンスを画廊へ連れて行った時の、想像で白黒になる演出の元になっているのかな?と思うのは深読みしすぎかな。

ふたりがラブラブになったホットドッグを食べるシーンあたりでイヤホンをふたりで分け合う演出があっても良かったのかな?とは思いましたが、とくにオマージュしなければいけないわけでもないので無理に入れる必要もないか。

今回はとにかくウンとヨンスの再出発と、それによる周りの人々への影響をきちんと描く回として本作の中でも特に輝きに満ちたふたりが見られる回かと思います。

「また10年後にはふたりはどうなっていると思いますか?」
という質問に顔を見合わせて微笑むふたり。
その映像を編集しているジウン。
そのときのジウンの顔が麻薬中毒のような表情で本当にすごい演技。







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