【Netflix】〜その年、私たちは〜オマージュ映画と勝手な考察。第十三話「Love Actuary」(ネタバレあり)

2022年1月26日水曜日

その年私たちは ドラマ

t f B! P L


第十三話「Love Actuary」

オマージュ映画の概要


Netflixでも見ることができます。(こちら

映画のあらすじ

クリスマスまでの期間に複数の男女がそれぞれの想いを確かめていく群像劇。
とにかく登場人物が多く、複雑に入り組んだ話になるので、詳細なあらすじはwiki におまかせします。

本作にも出てくるシーンである、親友の奥さんの事を好きになってしまってスケッチブックで告白するシーンとそこにつながる二人のやりとりのシーン。

ジュリエット(奥さん)はマーク(片思いしている友達)の家を訪れて言う。
「パイいる?良かった。いるって言われたらどうしようかと思った。入っていい?結婚式のビデオ見せてくれる?」
「いや、どこにあるかわからないんだ。」
「マーク。一つ言っていい?あなたはピーターの親友よね?あなたがずっと私を避けているのはわかってる。いいから黙って聞いて。今はだめでもいつかは仲良くなりたいと思ってる。私ね、悪い人間じゃないわよ。パイを選ぶのは下手だけど。友達になれたら嬉しい。」
「もちろんだ。わかっている。だからってビデオが見つかるわけじゃない。」

すぐにビデオが見つかって、ふたりでビデオを見る。
ビデオの内容は、ジュリエットをずっと追いかけている映像だった。
その映像からは、マークがジュリエットを好きなことがすぐにわかってしまった。

「私ばかり。」
「あぁ、そうだね。あぁ。」
「でも、いつも無視してた。ピーターとしか話さないで。嫌いなんでしょ?」
「まだ編集してないから人には見せるなよ。俺はランチに行くから気が済むまでみたら帰ってくれ。これって自衛本能ってやつだよな。きっと。」

そして、ときは流れクリスマス・イブ。
マークはジュリエットへの秘めた思いをスケッチブックに書いて伝える。

「クリスマスだから聞き流してほしい。」
「君は最高。僕の心は君のもの。君がこういう姿になるまで。メリークリスマス」




第十三話のあらすじ

第一話のあらすじはこちらから。
第二話のあらすじはこちらから。
第三話のあらすじはこちらから。
第四話のあらすじはこちらから。
第五話のあらすじはこちらから。
第六話のあらすじはこちらから。
第七話のあらすじはこちらから。
第八話のあらすじはこちらから。
第九話のあらすじはこちらから。
第十話のあらすじはこちらから。
第十一話のあらすじはこちらから。
第十二話のあらすじはこちらから。

ヨンスは二度と別れないように努力する。
心理学者のネット記事から自分の新しい一面を見せようと後輩のアドバイスに従って頑張るがウンに何のまねだ?と一蹴されてしまう。

ヨンスは、ドキュメンタリーの進捗状況を確認するためにジウンの会社を訪れる。
そこには食事もせずに作業するジウンがいて、食事に誘いだす。

ジウンは、ヨンスの事が見れない。

編集室で動画を確認するヨンスを後ろから見ているジウン。
そんな二人を部屋の外から見てしまう後輩のチェラン。

「わたしってこんな顔でウンを見ているんだね。」
とヨンスが言うと耐えられなくなったジウンが、悪いけどそろそろと言って帰してしまう。




過去のヨンスに何があったのか知りたいウンは、おかずを持ってヨンスのおばあちゃんを訪ねる。
そして、ヨンスに会ったウンは、聞く。
「その時、なぜ別れようと?」



オマージュ箇所

ジウンとヨンスが編集室で動画を見るシーンは映画のオマージュかと思います。

またLove Actuaryではありませんが、ヨンス役のキムダミさんとウン役のチェ・ウシクさんは「The Witch」という映画で共演しています。
ふたりがイチャイチャしているところをマネージャーのウノに見つかってしまったとき、ふたりは突然物騒な会話を始めますが、これは「The Witch」をオマージュしているのかと思います。



今回は、主に親友の彼女を何年も思い続けるジウンにフォーカスがあたった回。
ジウンの視点から見ると、過去はウンとヨンスが付き合うことを決めたときも、別れることを決めたときも、自分は傍観者で「何もせず気持ちを隠す」ということを選択したものでした。
ですので、過去と現在を2つのループとすると、ジウンはまだ同じループの中にいる状態です。「Love Actuary」のように、報われない恋だとわかっていても気持ちを伝えることで新しいループを作り出していくのかどうか。






このブログを検索

最近のTOP10

QooQ