【Netflix】〜その年、私たちは〜オマージュ映画と勝手な考察。第十四話「人生は美しい」(ネタバレあり)

2022年1月26日水曜日

その年私たちは ドラマ

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第十四話「人生は美しい」

オマージュ映画の概要


Netflixでも見ることができます。(こちら

映画のあらすじ

第二次世界大戦中、ユダヤ系イタリア人の主人公が息子を授かるが戦争が激しくなり、ナチスドイツによって収容所に入れられてしまう。
主人公は、ナチスドイツに殺されそうになるが、怖がる息子を落ち着かせるため「これはゲームなんだ」と嘘をつく。
主人公はナチスドイツに連行され殺されてしまうが、息子は嘘を信じて隠れ続け助かる。

第十四話のあらすじ

第一話のあらすじはこちらから。
第二話のあらすじはこちらから。
第三話のあらすじはこちらから。
第四話のあらすじはこちらから。
第五話のあらすじはこちらから。
第六話のあらすじはこちらから。
第七話のあらすじはこちらから。
第八話のあらすじはこちらから。
第九話のあらすじはこちらから。
第十話のあらすじはこちらから。
第十一話のあらすじはこちらから。
第十二話のあらすじはこちらから。
第十三話のあらすじはこちらから。

ヨンスの過去が語られる。
幼少期から両親がおらず、貧乏でそれを隠すために虚勢を張って生きてきたこと。
惨めな現実に耐えられず、それをウンに伝えることができず別れを切り出したこと。

ウンはヨンスに聞く。
「あの時なぜ別れようと?」

ヨンスは、過去の別れについてウンに理由を伝えることができず誤魔化してしまう。
実は過去にも伝えたことがあったが、ウンは覚えていないようだった。
(実際には覚えている可能性が高いが14話では明確にされない)

ウンはヨンスのおばあちゃんから頼まれていた。
「ずっとヨンスのそばにいて。できるだけ長くそばにいてほしいの。すぐに別れないでほしい。ヨンスの心の拠り所は子供の頃から私だけだった。両親もいなくて友達もできずにすべて一人で抱え込んできたの。家が大変なことになったときもあの子は一人で抱え込んで。」
こんなお願いは負担を与えるだけだとわかっている。でも私は永遠にはそばにいてあげられないから、お願いしている。

ウンは、ヨンスから頼りにされていないのではないかと不安になるが友達でマネージャーのウノにも励まされる。
新しいドキュメンタリーは放送されウンとヨンスは人気に。
ウンは自分を見ている人影を感じる。

はじめてヨンスが会社のメンバーと飲み会をやった帰り、ウンから電話がくる。
ウンが言う。
「迎えに行きたかったけどイヤだろ?」
「私が?そんなことない。」
「一人で帰れるのに迎えに来たら恥ずかしい。主体性がない。って。」
「細かく覚えすぎよ。」
うん。僕は何でも覚えている。
「あの時は、あなたの時間を奪っていそうで嫌なふりを。それに迎えに来るにはタクシー代もかかる。あの時の私にはタクシー代も大金で怖かったの。」
「じゃあ、イヤじゃなかったんだな。」
「うん。」
「わかった。後ろを向いて」
そういうことが他にもあるなら教えて。バカだから教えてくれないとわからない。だから何でも僕に話して。君が言ったことは全部覚えているから。




ウンは心の声でつぶやく。
「僕らの別れの理由はわからないけど、いつか話してくれるはずです。僕は待つのには自信があります。もし理由がわかったら同じことを繰り返さなければいい。それを僕の目標にしました。ヨンスと一生をともにします。」

ヨンスはおばあちゃんが養護施設のパンフレットを持っているのを見つけてひとりぼっちになってしまうと不安になる。
そんな時ウンは、海外の学校のパンフレットをみて、留学についてネットで検索している。

友達でテレビのプロデューサーのジウンの母親が、自分はもうすぐ死ぬので映像を撮ってくれといってくる。


オマージュ箇所

映画「Life is Beautiful」は何にも変えられない大きな親の愛情が描かれていた作品でしたが、14話は親の愛情にフォーカスされたというよりは、親と子の関係性にフォーカスがあたっていたように思います。

日本では「親子の愛情」特に子供から親への愛情にフォーカスが当たることは少ないかと思います。しかし韓国のドラマでは家族を大切にする子供の姿が良く描かれます。
この辺りは、文化の違いが明確にでる部分かもしれません。
なので14話は韓国での捉え方と日本での捉え方が微妙に違う可能性があるかと。


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