【Netflix】梨泰院クラスあらすじ(ネタバレあり)エピソード13

2022年2月4日金曜日

Netflix ドラマ 梨泰院クラス

t f B! P L

主な登場人物


パク・セロイ(パク・ソジュン):自分の信念を曲げずに生きる青年。
チョ・イソ(キム・ダミ):パク・セロイに恋をしタンバムのマネージャーとなる。
チャン・デヒ(ユ・ジェミョン):チャンガの会長。お金と権力でセロイを抑えつける。
チャン・グンウォン(アン・ボヒョン):会長デヒの息子。セロイと因縁を持つ。
オ・スア(クォン・ナラ):セロイの初恋の人。


あらすじ

エピソード1のあらすじはこちら
エピソード2のあらすじはこちら
エピソード3のあらすじはこちら
エピソード4のあらすじはこちら
エピソード5のあらすじはこちら
エピソード6のあらすじはこちら
エピソード7のあらすじはこちら
エピソード8のあらすじはこちら
エピソード9のあらすじはこちら
エピソード10のあらすじはこちら
エピソード11のあらすじはこちら
エピソード12のあらすじはこちら

ヒョニは、「最強の居酒屋」の収録に戻った。
自らトランスジェンダーである事を公表し、そして、優勝する。






空港に着いたイソは、携帯で番組を見てつぶやく。
「ヒョニさん。最高よ。」



グンスは、3度目の失敗でデヒに叱られるが、デヒは後継者としてグンスを認めはじめる。

「最強の居酒屋」で優勝した事で、投資が決定しタンバムは100億の投資を受ける。




ついにフランチャイズ化と言う目標を果たしたタンバムのメンバーは、泥酔して飲み明かす。
セロイは酔いつぶれる。
イソはセロイに付き添い言う。
まだ苦いんですね。



そんな時、役員会にグンスを連れて行ったデヒ会長は、役員の前で後継者に考えていると言う。

セロイとイソとホジンはタンバムの屋上で話す。
ホジンがやっと落ち着いて来た、少しゆっくりいこうと話し、イソは次は全国展開だと言う。
セロイは、中国のエキスポに出店して世界展開だと言う。100億を1000億にしよう。これからだ。





そして、4年後。
ICは大企業になっておりセロイはベンツに乗りイソは社長秘書、ヒョニ、スングォンは本部長。
慣れないスーツ姿にスングォンは現場に戻してくれと懇願する。
イソは相変わらずセロイに猛烈にアピールする。セロイは戸惑うが嫌な様子ではない。




アメリカからグンスが帰国した。
企画会議で見事なプレゼンを披露する。
会長デヒは体調が悪く咳をしている。
倒れたデヒは医者に余命半年だと言われる。
長男グンウォンは出所していた。

グンスは余命半年だから早く次の会長を決めろとデヒに迫る。
グンウォンほそんなグンスに変わったなと言う。





スアと会ったセロイだが、ホジンから連絡が入り行ってしまう。それを見ていたイソは、スアとコーヒーを飲む。
スアはセロイが自分の事を好きだと必死にアピールするが、イソは逆にどうしたの?と聞く。
今までは余裕しゃくしゃくだったのに、まるで私に取られそうで怯えてるみたいと。





会長デヒが死ぬと聞いたセロイは、デヒに電話をかける。
「そんなにあっけなく死ぬのは卑怯です。天罰?冗談じゃない。罰は俺が下す。まだ死ぬな。」

会長デヒは言う。
「俺の最後の楽しみは君だ。」







補足と勝手な考察

チョ・イソ、ついにICを大企業にする。そしてスアと同等に。

第13話は、ついにIC(タンバム)がトニーのおばあちゃんに出資を受けて大企業化するという回でした。あっという間に4年後には大企業の代表と専務になったセロイとイソ。

企業って大きくなるときには、本当にあっという間に変わる。

第12回でスアとセロイの関係が微妙に変化しはじめた感じでしたが、第13回では明確にセロイのスアへの気持ちは終わりかけイソに傾いている。

あれだけずっとそばにいて自分のことを好いてくれていて、ずっと助けになってくれている人を大切に思わない人がいるとしたらそのほうがちょっとおかしいんじゃないかと感じてしまいます。ある意味、イソの作戦勝ち。



会長デヒは死ぬときに様々な人が離れていく

ずっと無双状態だった会長デヒですが、病気になり一気に老け込んでいきます。
そして、人生最後の楽しみはセロイとの闘いだけになっていく。

反対にセロイは徐々に会長デヒに対する復讐心の意味合いが変わり始めているように思います。

ニーチェ「ツァラトゥストラ」毒グモより 復讐の終わり

ニーチェ「ツァラトゥストラ」の毒ぐもという章より

それゆえ、わたしはおまえたちの網を裂く。
おまえたちを激怒させて、その虚言の洞穴の外へおびき出すために。
また、おまえたちの復讐の念を、おまえたちの慣用語「正義」のかくれ蓑から飛び出させるために。

なぜなら、人間が復讐心から解放されること、これがわたしにとっては最高の希望への
橋であり、長い荒天の後の虹であるからである。

だが、毒ぐもの望むことは、もちろんそれとは別である。
「世界じゅうがわれわれの復讐の荒天でいっぱいになること、これをこそわれわれは正義と呼ぶ」
ーそうかれらは語りあう。
「われわれは、われわれと同等でない、より強力なすべての者に、復讐と誹謗を加えよ
う」
―そう毒ぐもたちの心は誓いあう。

ここで言う毒ぐもとは、梨泰院クラスでいうところの会長デヒというよりは、どちらかというと会長デヒに復讐をしようとする「弱者」側のことを言っているのではないかと思います。
ニーチェは、「みんな平等だよね」みたいな精神を痛烈に批判します。
人間は全然平等じゃないし、平等じゃない上で高みを目指して努力することが大事で、高い地位にいる人を妬んだり恨んだりして復讐するなんてやめようよ、というスタンス。

梨泰院クラスでも、第12話までは完全に復讐するスタンスだったのが、徐々に復讐するということが目的ではなくなり始めていきます。






このブログを検索

最近のTOP10

QooQ